- 2023年8月19日
タデ藍の生葉染めをやってみよう! textileコラム⑥
藍の生葉を使って染める方法は最も古くからある藍染のやり方ですが薬品や難しい技術がなくても新鮮な生の葉さえ手に生えれば簡単に出来る染色方法です。今回はインディゴ染料植物の基礎的な知識や簡単な歴史に加えて具体的な生葉染めの方法や藍の入手の仕方、食用としての利用の方法まで解説しています。
藍の生葉を使って染める方法は最も古くからある藍染のやり方ですが薬品や難しい技術がなくても新鮮な生の葉さえ手に生えれば簡単に出来る染色方法です。今回はインディゴ染料植物の基礎的な知識や簡単な歴史に加えて具体的な生葉染めの方法や藍の入手の仕方、食用としての利用の方法まで解説しています。
クール・ビズやビジネス・カジュアル化を契機に国内の冷感素材の開発は一気に進み現在では合繊メーカーはじめ大手アパレルやアウトドアブランド、作業服メーカーまで様々なオリジナルの冷感アイテムを製造販売しています。これらの素材はここで述べているどれかの冷感素材のカテゴリーに含まれるか、組み合わせて快適さを追求した素材です。基本的な仕組みを知ることでより快適なアイテムづくりのお役に立てて下さい。
最近では化粧品や食べ物の食感の表現、音楽のリズムやメロディの組み合わせや効果にまで使われるテクスチャーと言う表現は元々は織物を表すテキスタイルと共通する言葉でさらに書物などを編纂するという意味でテキストと言う言葉ともつながっています。このコラムでは元来のテキスタイル表現を表すテクスチャーとはどういう意味を持っているのかを解説しています。
動物繊維にはウールに代表される動物の獣毛を利用する動物繊維とシルクのように昆虫の繭の糸を利用する繭繊維があります。植物の繊維がセルロースなどの炭水化物から構成されているのに対して動物繊維はアミノ酸が長く繫がったタンパク質で構成されています。ここでは動物繊維の成分や最新のタンパク質繊維についての簡単な知識が理解できます。
天然植物繊維の主成分であるセルロースについて、一緒に植物の体を構成している成分やバイオマス素材としての位置づけ、注目される次世代素材としての可能性や価値について簡単にまとめたコラムです。
テキスタイルや繊維について書いてゆくコラムの1回目です。繊維とは何か?繊維の定義や天然繊維、化学繊維、有機繊維、無機繊維などについての簡単な説明とファッションや衣料に使われる繊維の種類や来歴について説明しています。
「遊牧民と羊の話」第一話は、遊牧民と羊について連載するコラムのプロローグです。第一話では①国内の牧羊史略歴 ②羊の祖先たち ③牧羊のはじまり ④羊の祖先と人類の出会いの4つの項目に触れます。羊毛は天然繊維の中でも非常に機能性に富み、最新の化学繊維も及ばない可能性を秘めた素材です。遊牧民というキーワードを通して1万年を越える人類と羊毛繊維の関りについて探ります。
テキスタイルって何?テキスタイルの語源は?テキスタイルデザインって何をするの?テキスタイルデザイナーの仕事って?日本にはどんなテキスタイルデザイナーがいるの?いまさら聞けないテキスタイルに関する疑問をまとめました。これからテキスタイルを学びたい、テキスタイルデザイナーを目指したい方の参考にもなるとうれしいです。
染色とテキスタイルは切り離して考えることが出来ない存在です。染料の歴史や成り立ちも繊維と同様に有史以前からの古い歴史があり、その上に19世紀以降には化学繊維と化学染料と言うカテゴリーが加わって幅広い利用法や表現が生まれ続けています。今後AIの発達に伴って更に多くの表現や便利さが可能になる一方で天然素材を利用した人の手による表現の重要性や貴重さも増して行くと思います。染色や染料について幅広い見識を持つことが新しい表現や価値を生み出す助けにあるのではないかと思います。