瀧澤 則夫
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瀧澤 則夫

株式会社クロップオザキ マーケティング・新規開発部 営業
当メディア編集部・著者

1961年 東京都出身。30代で以前から興味のあった染織を大塚テキスタイルデザイン専門学校夜間部で学びテキスタイル企画販売職となる。2004年7月よりクロップオザキに在職、繊維の基礎的な知識と幅広い産地背景から顧客のニーズに合わせたフレキシブルなテキスタイル提案を行っている。ものづくりでは草木染色・化学染料による染色・プリント・糸紡ぎ・編み物から織物まで一通りの制作経験と知識に基づいたアドバイスも行う。現在でも余暇に製作している廃棄されるテキスタイルをアップサイクルした裂き織りコースターは手元に残らないほど好評。

プライベートでは、高校時代から、週末のほとんどを野外で過ごすなど、自然に深く傾倒しており、自然に関わる活動を積極的にしている。大学在学中は、地域児童の自然体験キャンプを主宰する団体の事務局を担当。卒業後は相模原市の留守家庭児童ホームで11年間指導員をしながら児童向けの体験キャンプを主宰。現在は、老若男女を山野に連れて出してプリミティブな体験をしてもらうことがライフワークとなっており、クロップオザキでも2013年から取引先様や同僚を伴って年に数回ハイキングやキャンプに出かける遊山計画(おっぱい山探検隊)を主宰している。

ミッションは失われてしまった素晴らしい地球環境復元して500年後の子孫に残すこと…誇大妄想Innovatorです。

  • 2024年3月21日

衣料品の廃棄・リユース・リサイクルの現状

国内の繊維製品の生産量やリユース・リサイクルの現状はどうなっているのか?経済産業省がHPで開示している「繊維製品における資源循環システム検討会報告書」から報告書の前半部分の国内繊維産業の資源循環における現状を3分で読めるようにまとめたのでご一読下さい。

 
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    • 2024年2月26日

    コットンとポリエステルどっちが環境にやさしい?

    さまざまなメディアで持続可能性・サスティナブル・温室効果ガス削減・SDGsという言葉を目や耳にしない日はありません、レジ袋G有料化されましたがコンビニでは代わりにお手拭きをつけてくれます。ファッションの世界でも環境に良いとされる商材が次々に現れているけれども本当に変化は起こっているのでしょうか?それとも…

      
    • 2024年2月15日

    セルロースとはなにか? textileコラム⑪

    古くから衣食住にさまざまなかたち利用されて来た植物繊維セルロース。コットンの繊維もほぼセルロースで出来ていますがセルロース繊維は地球上で最大のバイオマス資源としても地球環境に大きな役割を果たしています。このセルロースとは一体なんなのか?来歴から最新の利用方法まで解説しました。

     
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    • 2024年1月24日

    【テキスタイル初心者必見!プリントの基礎と実践知識!】

    テキスタイルのプリント(捺染)についての基本的な技法や知識をまとめました。インクジェットプリンターの普及でプリントの世界も大きく変わって来ていますがそれでもシルクスクリーンプリントがテキスタイルプリントの主流です。テキスタイルを学ばれている方やデザイナー志望の方にも生地プリントの全体像の理解にお役に立つ内容です。

     
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    • 2023年12月27日

    化石燃料と植物繊維の意外な関係 textileコラム⑩

    サスティナブル・エコ・カーボンフリーなどの言葉を頻繁に耳にするようになって久しいです。「地球にやさしい」「環境にやさしい」パッケージの商品をも目にしない日はないですが裏腹に戦争は長引き、環境先進国と言われるドイツは褐炭の露天掘り生産量を増やしています。今回は自戒の意味も込めて化石燃料とセルロース繊維をテーマに書きました。ご一読いただければ幸いです。

     
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    • 2023年12月14日

    バイオ加工とは textileコラム⑨

    繊維の業界にいると生地やデニムの加工などで良く目にするバイオ加工について調べてみると知らなかったことや間違って理解していたことが色々とわかってきて面白かったです。バイオ加工の仕組みやセルロースの分解について知るとプラスチックの原料である石油とバイオマス原料として注目されているセルロースの意外な関係もわかって来ました。

     
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    • 2023年12月6日

    マドラスチェックのストーリー textileコラム⑧

    カジュアル&カラフルで自由なイメージのマドラスチェックがインドで生まれた経緯を調べてみたら知らなかった 沢山の物語があることに気がつきました。マドラスチェックが生まれた背景や今なら大クレームになってしまいそうな色落ちや染料の滲みをセールスポイントに変えて流行にしてしまった話などご一読いただければマドラスチェックについて知識が一通り身につくマドラスチェックのストーリーです。

     
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    • 2023年11月7日

    難燃素材と防炎加工 textileコラム⑦

    アウトドアやキャンプ、焚火のブームで難燃性の素材が注目されています。しかし難燃素材という言葉があやまって理解されていたりすることも見受けられます。本来は燃えやすい素材である繊維の難燃性や防炎とはどういうことなのか?繊維の種類や仕上げ加工による燃焼性の違いなどをまとめて解説していますので難燃性を考慮して商品を企画する際の参考にしていただければ幸いです。

     
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    • 2023年8月19日

    タデ藍の生葉染めをやってみよう! textileコラム⑥

    藍の生葉を使って染める方法は最も古くからある藍染のやり方ですが薬品や難しい技術がなくても新鮮な生の葉さえ手に生えれば簡単に出来る染色方法です。今回はインディゴ染料植物の基礎的な知識や簡単な歴史に加えて具体的な生葉染めの方法や藍の入手の仕方、食用としての利用の方法まで解説しています。

     
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