- 2023年12月27日
化石燃料と植物繊維の意外な関係 textileコラム⑩
サスティナブル・エコ・カーボンフリーなどの言葉を頻繁に耳にするようになって久しいです。「地球にやさしい」「環境にやさしい」パッケージの商品をも目にしない日はないですが裏腹に戦争は長引き、環境先進国と言われるドイツは褐炭の露天掘り生産量を増やしています。今回は自戒の意味も込めて化石燃料とセルロース繊維をテーマに書きました。ご一読いただければ幸いです。
サスティナブル・エコ・カーボンフリーなどの言葉を頻繁に耳にするようになって久しいです。「地球にやさしい」「環境にやさしい」パッケージの商品をも目にしない日はないですが裏腹に戦争は長引き、環境先進国と言われるドイツは褐炭の露天掘り生産量を増やしています。今回は自戒の意味も込めて化石燃料とセルロース繊維をテーマに書きました。ご一読いただければ幸いです。
繊維の業界にいると生地やデニムの加工などで良く目にするバイオ加工について調べてみると知らなかったことや間違って理解していたことが色々とわかってきて面白かったです。バイオ加工の仕組みやセルロースの分解について知るとプラスチックの原料である石油とバイオマス原料として注目されているセルロースの意外な関係もわかって来ました。
カジュアル&カラフルで自由なイメージのマドラスチェックがインドで生まれた経緯を調べてみたら知らなかった 沢山の物語があることに気がつきました。マドラスチェックが生まれた背景や今なら大クレームになってしまいそうな色落ちや染料の滲みをセールスポイントに変えて流行にしてしまった話などご一読いただければマドラスチェックについて知識が一通り身につくマドラスチェックのストーリーです。
アウトドアやキャンプ、焚火のブームで難燃性の素材が注目されています。しかし難燃素材という言葉があやまって理解されていたりすることも見受けられます。本来は燃えやすい素材である繊維の難燃性や防炎とはどういうことなのか?繊維の種類や仕上げ加工による燃焼性の違いなどをまとめて解説していますので難燃性を考慮して商品を企画する際の参考にしていただければ幸いです。
藍の生葉を使って染める方法は最も古くからある藍染のやり方ですが薬品や難しい技術がなくても新鮮な生の葉さえ手に生えれば簡単に出来る染色方法です。今回はインディゴ染料植物の基礎的な知識や簡単な歴史に加えて具体的な生葉染めの方法や藍の入手の仕方、食用としての利用の方法まで解説しています。
クール・ビズやビジネス・カジュアル化を契機に国内の冷感素材の開発は一気に進み現在では合繊メーカーはじめ大手アパレルやアウトドアブランド、作業服メーカーまで様々なオリジナルの冷感アイテムを製造販売しています。これらの素材はここで述べているどれかの冷感素材のカテゴリーに含まれるか、組み合わせて快適さを追求した素材です。基本的な仕組みを知ることでより快適なアイテムづくりのお役に立てて下さい。
オリジナルボタンが作成できる手法を4つご紹介。ご紹介しているのは、レーザー加工でロゴを入れる方法・型からオリジナルで作成する方法・好きな生地で作れるくるみボタン・デジタルプリントでボタンに柄入れの4種類です。それぞれ特徴や作成例、生産ロット、初期費用と概算単価、納期をまとめています。オリジナルボタンを作りたいけれど、どんな作成方法があるのか分からない、条件に合った作成方法を見つけたいという方におすすめの記事です。