- 2023年7月26日
冷感素材の種類と仕組み textileコラム⑤
クール・ビズやビジネス・カジュアル化を契機に国内の冷感素材の開発は一気に進み現在では合繊メーカーはじめ大手アパレルやアウトドアブランド、作業服メーカーまで様々なオリジナルの冷感アイテムを製造販売しています。これらの素材はここで述べているどれかの冷感素材のカテゴリーに含まれるか、組み合わせて快適さを追求した素材です。基本的な仕組みを知ることでより快適なアイテムづくりのお役に立てて下さい。
クール・ビズやビジネス・カジュアル化を契機に国内の冷感素材の開発は一気に進み現在では合繊メーカーはじめ大手アパレルやアウトドアブランド、作業服メーカーまで様々なオリジナルの冷感アイテムを製造販売しています。これらの素材はここで述べているどれかの冷感素材のカテゴリーに含まれるか、組み合わせて快適さを追求した素材です。基本的な仕組みを知ることでより快適なアイテムづくりのお役に立てて下さい。
最近では化粧品や食べ物の食感の表現、音楽のリズムやメロディの組み合わせや効果にまで使われるテクスチャーと言う表現は元々は織物を表すテキスタイルと共通する言葉でさらに書物などを編纂するという意味でテキストと言う言葉ともつながっています。このコラムでは元来のテキスタイル表現を表すテクスチャーとはどういう意味を持っているのかを解説しています。
動物繊維にはウールに代表される動物の獣毛を利用する動物繊維とシルクのように昆虫の繭の糸を利用する繭繊維があります。植物の繊維がセルロースなどの炭水化物から構成されているのに対して動物繊維はアミノ酸が長く繫がったタンパク質で構成されています。ここでは動物繊維の成分や最新のタンパク質繊維についての簡単な知識が理解できます。
天然植物繊維の主成分であるセルロースについて、一緒に植物の体を構成している成分やバイオマス素材としての位置づけ、注目される次世代素材としての可能性や価値について簡単にまとめたコラムです。
テキスタイルや繊維について書いてゆくコラムの1回目です。繊維とは何か?繊維の定義や天然繊維、化学繊維、有機繊維、無機繊維などについての簡単な説明とファッションや衣料に使われる繊維の種類や来歴について説明しています。
「遊牧民と羊の話」第一話は、遊牧民と羊について連載するコラムのプロローグです。第一話では①国内の牧羊史略歴 ②羊の祖先たち ③牧羊のはじまり ④羊の祖先と人類の出会いの4つの項目に触れます。羊毛は天然繊維の中でも非常に機能性に富み、最新の化学繊維も及ばない可能性を秘めた素材です。遊牧民というキーワードを通して1万年を越える人類と羊毛繊維の関りについて探ります。
テキスタイルって何?テキスタイルの語源は?テキスタイルデザインって何をするの?テキスタイルデザイナーの仕事って?日本にはどんなテキスタイルデザイナーがいるの?いまさら聞けないテキスタイルに関する疑問をまとめました。これからテキスタイルを学びたい、テキスタイルデザイナーを目指したい方の参考にもなるとうれしいです。
染色とテキスタイルは切り離して考えることが出来ない存在です。染料の歴史や成り立ちも繊維と同様に有史以前からの古い歴史があり、その上に19世紀以降には化学繊維と化学染料と言うカテゴリーが加わって幅広い利用法や表現が生まれ続けています。今後AIの発達に伴って更に多くの表現や便利さが可能になる一方で天然素材を利用した人の手による表現の重要性や貴重さも増して行くと思います。染色や染料について幅広い見識を持つことが新しい表現や価値を生み出す助けにあるのではないかと思います。
近年インサレーション素材の性能は格段にアップしています、特にアウトドアアクティビティにおいてはかつてのダウン(羽毛)に較べ保温力の劣る素材という印象よりも濡れに強く速乾性がある汎用性の高い素材としての価値が見直されています。一方で商品の種類も多く用途に合わせてそれぞれの素材の機能やスペックの違いを知ってインサレーションを選定しさらに最適な表地や裏地素材と組み合わせることで目的に合った機能性を備えたアイテムを企画することが必要です。この記事ではインサレーションを選ぶ際の参考にしていただけるように商品のアウトラインをメーカーの情報と合わせて紹介しています。