パワーメッシュ・パワーネットって?機能性や使用箇所・おすすめの品番をご紹介!

こんにちは。&CROP編集部の野崎です。

スポーツ系アパレルの方からお問い合わせをいただくことが多い「パワーメッシュ(パワーネット)」。皆さまも聞いたことはありますでしょうか。今回はその「パワーメッシュ(パワーネット)」とは何なのか、使用箇所・バリエーションについてご紹介していきたいと思います。

  • 聞いたことはあるけれど「パワーメッシュ」ってなんだろう?と疑問に思っている方
  • どういう場合に「パワーメッシュ」を使うのか知りたい方
  • 実際にどういう商品があるのかを知りたい方

 にお読みいただきたいコンテンツとなっています。

パワーメッシュとは?

パワーメッシュ

パワーメッシュ(パワーネット)とは、伸縮性のあるニットのことです。ポリウレタンの糸を使っているため、通常のメッシュよりも伸縮性が高く、縦にも横にも伸びます。メッシュの通気性に、伸縮性も兼ね備えていることから、スポーツウェアのベンチレーション(風通しを良くし、熱や蒸れを逃がす通気口のこと)としてよく使われています。通常のメッシュ(伸縮性の無いメッシュ)1枚だと柔らかくて使いにくい部分でも、パワーメッシュは風合いが比較的硬く、キックバックがしっかりしているのでハリ感を持たせることができます。

パワーメッシュの使用箇所

パワーメッシュの伸縮性と通気性を活かし、体を動かす用途に使われていることが多いです。例えばゴルフウェアのベンチレーション、フィギュアスケート選手の衣装、関節のサポーター等です。

フィギュアスケートの衣装
膝のサポーター

ゴルフウェアのレイン向けの場合、普段のウェアの上から着る為、蒸れずにスイングの邪魔になることを避けるため、膝・肘に伸縮性を兼ね備えたパワーメッシュを使うことが多いです。またブルゾンの後ろ内側にベンチレーションとしてパワーメッシュを使うこともあります。

雨ゴルフ

 

使用上の注意点

パワーメッシュは、ナイロン糸とポリウレタン糸を組み合わせて作られていることがほとんどです。ナイロンは紫外線に弱く、直射日光を長時間浴びると黄変してしまうことがあります。白のパワーメッシュを使用する場合は、事前に試験を行ったり、事前に黄変する可能性があることを消費者に説明しておく必要があります。

また、パワーメッシュは一般的なメッシュと比較してハリがあり風合いが硬めであることが特徴です。パワーメッシュの種類にもよりますが、直接素肌に触れる部分に使用すると、心地が悪い可能性があるため、サンプル時に確認しておくことをおすすめします。

 

パワーメッシュのご紹介

T7381 ナイロン2WAY パワーネット

生地規格:110cm×60m乱

組成:ナイロン83%、ポリウレタン17%

カラー展開も豊富な定番パワーネットです。

T7381パワーネット
T7381パワーネット

2870Y ナイロンパワーネット

生地規格:190cm×50m乱

組成:ナイロン80%、ポリウレタン20%

2870Y ナイロンパワーネット
2870Y ナイロンパワーネット

 

6827F 薄手パワーネット(Nソフトパワーネット)

生地規格:115cm ×50m乱

組成:ナイロン80%、ポリウレタン20%

6827F 薄手パワーネット
6827F 薄手パワーネット

まとめ

「ベンチレーションにハリのあるメッシュを使いたい」「伸縮性のある部分にメッシュを使いたい」そんなときはパワーメッシュがおすすめ!

今回は、ベンチレーションに通気性を確保しながらハリを持たせたり、伸縮性のある部分に使うことができるパワーメッシュをご紹介しました。

今回ご紹介したパワーメッシュは当社でもお取り扱いがございます。法人(個人で作った服を販売されている方も含む)のみ対応にはなってしまいますが、興味のある方はぜひお問合せください。

 

また、パワーメッシュ以外にもゴルフウェア等のスポーツウェアには重要な機能性素材がたくさんあります。他の記事でもご紹介しておりますので、併せてご覧いただけると幸いです。

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