&CROP編集部のにへいです。
特別な機械を使わずに、ご自身で生地をカットする際はどうしていますか?
こちらの記事では自宅でも簡単に素早く綺麗にカットできる方法を動画付きでご紹介しています。反物や大きい数量で仕入れた際、カットに困っていた方必見です!
生地のカット方法
1反単位で仕入れた場合やカット代削減のためにまとめて仕入れた場合など、自分でカットする際のコツをメーカーのプロにお伺いしました。どちらのカット方法も動画で撮影しました。カットの仕方だけでなく、プロ手際の良さや美しさにも注目です!
今回ご紹介する生地のカット方法は以下2種類
①机や床でカットする(初級編)
方法
- 大きな机がある場合はメジャーを延ばし1mの部分にテープで留めるか印を付けます。
※机が無い場合は大きな段ボールなどを床に置き机代わりにするといいです。 - 1mカットする場合、生地を広げ、1mのところで裁ちバサミを入れます。ハサミはまっすぐに入れましょう。
※慣れないうちはスーッと滑らせず細かく刻んでカット
ポイント
- カットする際はハサミをスーッと滑らせると曲がってしまった場合に修正できないので、慣れないうちは細かく刻んでカットしていくと上手に切れます。
②置かずに宙に浮いたままカットする(中~上級編)
先ほどはメジャーや机などの道具を使いましたが、ハサミ1本だけでも1mにカットすることができます。
※この方法は反物が軽く生地幅が1m前後のものの場合、有効です。
方法
- まず、自分の体で1mの部分を見つけます。脇の下から腕をまっすぐ伸ばし親指の爪先までが大体1mです。(人により差がありますので、まずはチェックして自分の1mを探しましょう)
- 次に、宙で反物の真ん中を持ち水平にします。そこへハサミを入れていきます。
【画像】自分の体で1mの部分を見つける
裁断であると便利な道具
裁断する際に、あると便利な道具を紹介します。
1mを1回カットするだけなら、ハサミで問題ありません。ですが、 1mを50回カットなどサンプル分などでたくさん使用する場合はハサミだと時間がかかりますし、疲れてしまいます。
そんな時に活躍するのが、梱包資材を開封する際に便利な「開梱カッター(かいこん)」です。開梱カッターは文房具屋や梱包資材屋で手に入ります。このカッターを机に置いた生地のカットしたい部分の上から下に滑らせてカットします。
力は必要ないですし、安全にカットできるのでオススメです!
まとめ
いかがでしたか?今回はメーカーさんのプロにご協力頂き、生地のカット方法を教えて頂きました。自分でカットする時に、時間と手間がかかっていたものが、今回紹介したプロの技により少しでも早く、楽にできるようになれば嬉しいです!
協力
- 酒見商店様
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