【動画あり】メーカー直伝!ボタンの数え方。マスターすれば時間効率UP!?

&CROP編集部、㈱クロップオザキのにへいです。

皆さんはボタンを沢山仕入れたことがありますか?沢山のボタンの中から数着分のボタンを数え出すのは意外と手間がかかります。
そんな時に知っていると便利なボタンの数え方をメーカーさんに教えて頂きました。使う道具もおうちにあるもので簡単にできますよ! 
こちらの記事では数え方を動画付きで分かりやすく解説しています。最後まで記事を読めばあなたも「ボタン数え」のプロになれます!

ボタンの数え方

サンプル分や数量の少ないボタンは手で数える事が多いですが、量が多い場合や工場で数える場合は大型の計量器や計量ボードを使うことがあります。200個や500個と決まった数で袋詰めするため、手で数えるには時間がかかってしまうので道具を使用します。

ボタンの数え方は主に3種類。

  1. 手で数える※動画あり
  2. 計量ボード
  3. 計量器

①手で数える

サンプル分や数量の少ない場合は手で数えます。

方法

  1. 広い机の上にボタンを出します。
  2. 机の下に箱や袋をセットします。(小さな箱がオススメ)
  3. 5個のボタンのかたまりをサッサッと必要数分滑り落としていきます。
    ※30個必要であれば、5個のかたまりを6回滑り落とす、といった感じです。

ポイント

  • サンプル分や数量の少ない場合は手で数えます。
  • 数え方は1個ずつではなく、2個や5個と分かり易い数で数えていきます。当社(㈱クロップオザキ)は5個で数えることが多いです。
  • 最初はゆっくりでも間違えないように数えていくことが大切です!途中で「合っているかな?」と不安になると、また一から数え直さないといけなくなります。

②計量ボード

200ケ穴の開いたボード

方法

個人的には使用する事は少ないかもしませんが、計量ボードの使用方法をご紹介します。

  1. ボードには200個穴が開いています。そこへボタンを流し込みます。
  2. 振るうようにし、穴全てにボタンが埋まったら200個、という形になります。

※現在ではこのボードが買えなくなってしまったため、メーカーさんでも貴重だそうで、大切に使用しているとの事です。

③計量器

計量器

方法

  1. 計量器はまずボタン20~50個重さを測ります。
  2. ボタン1個の平均の重さを出します。
  3. 1個の重さが出たら、ザっとボタンをだし個数を測ります。

こちらも個人的に持っている人は少ないかもしれませんが、「電子はかり」「デジタルスケール」と検索すれば、ネットからでも購入できます。

ポイント

  • 1個の重さだと多少の個体差があるので、必ず何個か載せて平均を出すのがポイントです。
  • ボタンは1g未満のものが多いので、計量器の水平を必ずチェックをしてから取り掛かります。
  • 窓などから強い風が吹くと計量器のグラム表記がかわるので注意が必要です。風などの影響を受けない場所で軽量しましょう。

まとめ

いかがでしたか?今回は各メーカーさんのプロにご協力頂き、ボタンの数え方を伝授して頂きました。普段、何気なく納品されているアパレル資材ですが、数も間違いなく入っています。その裏では資材メーカーさんの知られざる技術や努力がありました。自分で数える時に時間と手間がかかっていたものが、今回紹介したプロの技により少しでも早く、楽にできるようになれば嬉しいです。

協力

  • アイリス様

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