&CROP編集部のにへいです。
防寒着を選ぶ際、店頭や商品説明でよく見かける「ダウン〇%」「フィルパワー」「高機能中わた」「軽くて暖かい」といった言葉。
しかし、「種類が多くて違いが分からない」「結局どれを選べばいいの?」と迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
防寒着は、見た目だけではなく中身の素材によって暖かさや軽さ、雨への強さ、お手入れのしやすさなどが大きく変わります。
本記事では、防寒着の中身に使われる素材の特徴や違いを分かりやすく解説するとともに、シーン別のおすすめ素材もご紹介します。
自分のライフスタイルに合った防寒着選びの参考に、ぜひ最後までご覧ください。
【ダウン・フェザー・中わた】の違い
ダウンは水鳥の胸やお腹部分にあるふわふわとした綿毛状の羽毛です。 フェザーは背中や翼の羽根で、芯(羽軸)を持つため硬さと弾力があります。 中わたはポリエステルなどの化学繊維を中心とした人工素材で、防寒着の断熱材として広く使われています。
このメディア内で【ダウン・フェザー・中わたの違い】を更に詳しく紹介してますので、下記の記事をご確認下さい。
【ダウン・フェザー・中わた】違いやメリット・デメリットを徹底解説
機能性を高めた防寒素材
ダウン・フェザー・中わた以外にも機能性を高めた素材も増えており、用途に応じて選択肢が広がっています。何種類かご紹介いたします。
ハイブリットダウン
ひとつの製品でダウンや中綿を部分ごとに素材を使い分けることで、暖かさや機能性を兼ね備えたダウン。必要な部分だけにダウンを使用するため、シルエットもスッキリと見せることが出来ます。
光電子ダウン
天然のダウンと光電子セラミックを混ぜた化繊の中綿を組み合わせたダウンのことで、体から放出される遠赤外線エネルギーを利用して保温性を高めます。
光電子のタグ
ダウンミックス
ダウンと中わたをブレンドして、中身に詰めて使用したものです。メリットとしては、ダウンが持つ高い保温性を維持しつつ、吸湿発熱性のある中わたをブレンドすることで暖かさと機能性を高められます。
サステナブル視点で見る素材
リサイクルダウン
不要になった羽毛布団やダウンジャケットを回収し洗浄・精製加工をして、また新たなダウン製品に生まれ変わります。
トレーサビリティ
素材の履歴や流通経路を追跡可能にする仕組み。近年では多くのブランドがこの取り組みを進めており、RDSダウン認証を(動物福祉に配慮したダウン)取得したり、羽毛の原産地証明を取得しています。
化学繊維の環境問題
原料に石油を使用している場合、使い続けると原料が枯渇する恐れもある。また土に還らない非天然素材なので、サステナブル視点で見ると環境問題に影響があります。環境負荷の低減に向けてリサイクル素材への切り替えが進んでいます。
リサイクル中わた
環境問題にもなる化学繊維の中わたですが、プラスチックボトルや牡蛎の貝殻+プラスチック廃材を資源として作られる、環境に優しいリサイクル中わたも近年、注目されています。
【シーン別】おススメ防寒服
沢山のダウンをご紹介してきましたが、では実際にダウン製品を選ぶ際には何を基準にどう選べばいいのかをシーン別でまとめましたので、是非参考にしてみてください。
| シーン | おすすめ素材 | 特徴・理由 |
|---|---|---|
| 雨・雪の日 | 中わた | 水に強く、濡れても保温性が落ちにくい |
| タウンユース | ダウン+フェザー | 軽くて暖かく、着心地が良い |
| アウトドア | ダウン または 中わた | 防寒性重視ならダウン、天候対応なら中綿 |
| 作業着 | 中わた | 耐久性があり扱いやすい・コストメリットあり |
| デイリーユース | 中わた または ダウン+中わた | バランスが良く、手入れしやすい・コストメリットあり |
まとめ
防寒着は「暖かければいい」というものではなく、使用されている素材によって保温性や軽さ、水への強さ、お手入れのしやすさなどが異なります。
ダウン・フェザー・中わた、それぞれの特徴を理解し、着用シーンやライフスタイルに合わせて選ぶことで、より快適に冬を過ごせる一着に出会えるでしょう。
本記事を参考に、ご自身にぴったりの防寒着選びに役立てていただければ幸いです。
本メディア&CROPを運営する株式会社クロップオザキでは、ご使用になりたいダウンや中わたなどのご提案・ご相談可能です。お気軽にお問い合わせください。